歯を失った場合
TEETH LOSS
歯を失った場合の
対処法は?
歯を失ってしまった場合、治療をするかそれとも放置するか、まずこのいずれかを選択する必要があります。
とはいえ、放置をして歯に良いことはありません。なぜなら、失ってしまった部分の周りの歯に悪い影響があるからです。
人間の歯は28本(親知らずを含めると32本)ありますが、それぞれがお口の中で支え合い、バランスをとっています。そのため、歯を失った部分に周りの歯が傾いてきたり、嚙み合わない反対側の歯が伸びてきたりと、さまざまなトラブルが起こります。
そのため、放置をしてはいけません。必ず治療をする必要があります。
どんな治療法があるの?
歯を失ってしまった場合の治療法ですが、具体的には次の方法があります。
・ブリッジ
・入れ歯
・インプラント
ほかにも移植や矯正という方法はありますが、一般的にはこの3つの治療方法中からあなたに最適な方法を選択していくことになります。
メリット以上にデメリットを
理解すること
3つの治療法のうちどれが良いとは、一概には言い切れません。それぞれの治療法には、必ずメリットとデメリットがあるからです。
どの方法を選択するのかを決めるときには、やはりメリットのほうに目が向くと思います。しかしながら、メリット以上にデメリットに目を向けて、慎重に治療法を選んでほしいと思います。
特に、歯を削ることに対しては慎重に考えてほしいと思っています。なぜなら、歯は一度削ってしまったら、もう二度と元の形に戻すことはできないからです。
そのことを考えると、やはり不必要に歯を削らないことが大事ですし、歯を削るということに対しては慎重に考えてほしいと思います。
あなたと一緒に考えます!
とはいえ、いざ治療法の選択となれば、とても悩むと思います。あなたにとって初めての経験だとすれば、なおさらです。
歯科医療のプロという視点で考えてしまうと、どうしても〇〇の場合には××といったパターンに当てはめて治療法を考えてしまいがちです。
でも、それではいけないと思うのです。患者さんのご希望もライフスタイルもお1人お1人違っているわけですから、あなたの状況に合わせて、あなたの立場になって最適な治療法を一緒に考えていく姿勢が必要です。
治療というのは、まさにあなたと私たちで一緒に悩み、一緒に歩むものだと考えています。
ブリッジや入れ歯といった治療のやり方は、どこの歯科医院であってもそう変わらないものかもしれません。でも、あなたがどのようなレベルの治療を望んでいるのか、そして私たちがどのような気持ちで治療をするのか、それによって治療の結果は大きく変わります。
私たちはあなたに親身になって寄り添う姿勢を大事にして、あなたと一緒に最適な治療法を見つけていきたいと思っています。